今日は「さざえさんの磯野 フネ」の誕生日!
本日は、国民的人気アニメ、サザエさんの磯野 フネの誕生日です。
最早説明不要の有名作品であり、有名人である磯野 フネの概要を本当にざっくりと紹介していきます。
原作漫画はもともと新聞掲載の4コマ漫画であり、1話5ページ程のショートストーリー漫画でした。
後にアニメ化され、こちらの方が広く浸透したのではないでしょか。
掲載誌も夕刊フクニチ→新夕刊→朝日新聞と掲載誌を変えながら連載されました。
巻数は68巻、計6477話が掲載されました。
サザエさんは明確なストーリーがある訳ではなく、登場人物も歳を取らない「所謂サザエさん時空」が特徴です。
また、基本的に登場人物はあまり多くなく、あくまで、磯野家を中心にその周囲の人たちとのお話がメインなので、限られた地域、人物の中での狭い世界の中のお話となっています。
お話は基本的に、時代背景を象徴する内容、社会風刺をメインに毎回話が構成されているので、終戦直後から復興期の時代に書かれた前期と中期、高度経済成長期の時代に書かれた後期では作風が大きく異なります。
それでは、本日の主役 磯野 フネのプロフィールを紹介していきます。
名前:礒野 フネ (旧制は石田)
年齢:原作 不明 / アニメ版 50歳
好きな食べ物:アズキ
CV:麻生 美代子→谷 育子→寺内 よりえ
礒野 波平の妻であり、主人公であるサザエさんの母にあたります。
もちろん、カツオやワカメの母でもあります。
なんといっても彼女の一番の特徴はそのファッションではないでしょうか。
常に和服に割烹着姿で、洋服は夏場に遠出する時くらいと常に割烹着姿です。
また、性格は非常に穏やかで愛情に満ちている性格をしています。
正に理想の母親像といえるのではないでしょうか。
ただしそれは、アニメ版での性格であり原作版では、厳しく、激しい気性に若干ヒステリック持ちで、やや暴力的なところがある、と真逆の性格をしています。
それでも自分がうれしい事として、「カツオとワカメが病気にならず、いい子になり、幸せになること」を挙げるなど、根幹の性格はそこまで変わらず優しい母親であることがわかります。
また、たまにお茶目な発言や行動をとることもあります。
例えば、夫の波平の前に突然ミニスカート姿で現れ、彼を卒倒させたり、カツオに、自身が女性に生まれてきてよかったと話した事があります。
その時、「良妻賢母で愛嬌がよくて、家計の切り盛りが上手で料理が上手でこんないいお母さんを男にしたらもったいない」と冗談の様に話したエピソードがあります。
ちなみにこの時、話を聞いたカツオは自分の母が言った事を作文にして学校の課題として提出しようとして、それを慌てて追いかけ止めたというエピソードもあります。
いかがだったでしょうか、日本の創作物、特に漫画やアニメーション作品において、「母親」といえば彼女を名前に挙げる人も多いのではないでしょうか。
理想の母親を体現した様な人物ですが、実は原作では真逆の性格だったりと、調べてみるともっといろんな違いがあり、面白いかもしれませんね。