今日は「ONE PIECEのヒルルク」の誕生日!
本日は、ONE PIECEの登場人物であるヒルルクの誕生日です。
以前紹介したトニートニー・チョッパー(以下チョッパー)の師匠の様な人物です。
ONE PIECEの世界観や概要は、過去のエントリーで紹介していますので確認してください。
それでは、本日の主人公であるヒルルクのプロフィールを紹介していきます。
名前:ヒルルク
誕生日:1月12日
年齢:享年68歳
身長:213cm
所属:ドラム王国
職業:ヤブ医者
出身地:偉大なる航路 ドラム王国
血液型:F型
好きな食べ物:大根の桜漬け
CV:牛山 茂
不治の病を患っている元大泥棒で、様々な病気の治療を無償で請け負う医者としてドラム王国内を渡り歩いている、医者の鏡の様な人物です。
ですが、実態は無免許で、医師としての技量も相当な低さで所謂「ヤブ医者」です。
例えば、重病人の所に押し売り同然に押しかけ、容体を悪化させたり、勝手に子供に施術を施そうとしたところを母親に抵抗されたので、麻酔銃で昏倒させた。など非常に素行の悪い人物で通っている人物です。
そんな彼ですが、同族・人間に迫害され、吹雪の中で行き倒れていた、人型形態のチョッパーを発見し助けようとしますが、警戒され殴られてしまいます。
そんな彼に敵意が無いことを示すために、猛吹雪の中全裸になって見せることで、信用を得る事に成功し、自宅に連れて帰り治療を施しました。
そして彼に「チョッパー」の名前と、トレードマークともいえる帽子をプレゼントしました。
この時からチョッパーはヒルルクを「ドクター」と呼び敬愛するようになりました。
またヒルルクは、海賊が掲げるドクロに対して「不可能を可能にするマーク」という信念をみいだしていて、自宅に「ドクロに桜吹雪」の海賊旗を掲げています。
しかし、この彼のドクロに込めた信念を誤った理解の仕方をしてしまったチョッパーは「ドクロ」=「いい物→万能薬」と思い込み、本にドクロのマーク(危険物の意)が書いてあるのを見て、これをいい物だと判断し、危険を冒してまで、採ってきたものは実は猛毒のキノコでした。
しかし、チョッパーの間違いを敢えて指摘せず懸命にキノコをっとてきてくれた事をうれしく思い、猛毒キノコをスープにして飲み干して、笑顔でチョッパーに感謝の意を伝えました。
しかし、病は確実に彼の体を蝕んでいきました。
さらに、猛毒キノコのスープまで食べてしまっているので、余命は幾ばくもない状態でした。
彼は、同業者のDr.くれはにチョッパーと自身の研究成果を託しその後、当時のドラム王国国王のワポルの罠に嵌められおびき出されてしまいます。
それは「城に病人がいる」というデマを流し、医者と自負していたヒルルクをおびき寄せるという卑劣な罠でした。
そして、実際には病人がいないという事を知って安著するという「技術は未熟でも」「心は誰よりも名医」という素晴らしい高潔な精神だと思います。
そして、国王の前で爆薬入りの酒を飲み自害して、生涯を閉じました。
何故爆薬入りの酒を飲んだのかというと、このままだと、チョッパーのくれた猛毒キノコの中毒で死亡してしまい、自身の死因をチョッパーの責任にしたくなかったという理由から、自爆を選びました。
ヒルルクは、登場期間こそ短かったですが、あまりにも鮮烈な印象を残してくれました。
そして、彼の意志を継ぎ弟子であるチョッパーは、「自分が万能薬になる」という目標を持ち幾多の試練を乗り越え、立派に成長しています。
彼の「本当のやさしさ」は彼の死後、腐敗した国を「治療」するという信念の火種として残り、そしてやがて訪れる運命のもとで、激しく燃え上がることになります。
では、最後に彼の有名な名言を紹介したいと思います。
「人はいつ死ぬと思う.......?」
「心臓を銃で撃ちぬかれた時......違う」
「不治の病に侵された時...............違う」
「猛毒のスープを飲んだ時.......違う!!!」
「....人に忘れた時さ....!!!」
「まったく!!!!いい人生だった!!!!!」