今日は「機動戦士ガンダム」の「シャア・アズナブル」の誕生日!
本日は「機動戦士ガンダム」登場人物「シャア・アズナブル」の誕生日です。
誕生日おめでとうございます大佐!!
機動戦士ガンダムシリーズと言ったら「ガンダム」そして「シャア」と言われる程の有名なキャラクターであるシャアですが、皆様ご存じのように「主人公」ではなく「ライバル」なんです。
そんなシャアが登場する作品が「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の3作品と彼の過去を描いた「THE ORIGIN」に登場します。
最早説明不要な程有名な作品であり、有名な人物ですが簡単に世界観や概要をご紹介させていただきます。
・日本が世界に誇るロボットアニメシリーズであり、近年ではプラモデルであるガンプラが世間を賑わせている
・物語は人類が宇宙へ進出した世界が舞台であり、コロニーと呼ばれる宇宙に浮かぶ巨大な宇宙船のような建物の中で人々が生きようになった時代の話
・主な戦闘兵器である「戦艦」から平均18m程の人型戦略兵器(巨大ロボット)である「MS(モビルスーツ)」へと主戦力が変わっていき、空想の産物であるビーム兵器を搭載した主人公メカが登場した
・主人公よりもライバルの方が有名な珍しい作品(最近はそうでもなくなってきましたが・・・)
物語は人類が宇宙へ進出した世界が舞台であり、コロニーと呼ばれる宇宙に浮かぶ巨大な宇宙船のような建物の中で人々が生きようになった時代に一人の少年が、あらたなコロニーに移り住むことになり、家族と引っ越してきたが実は地球連邦の新型モビルスーツを密かに開発していたコロニーだったのです。
当然ながら敵対組織である「ジオン公国」に情報が漏れており、連邦軍の「V作戦」の情報を掴むべくシャア・アズナブル少佐は部下を偵察に向かわせました。
しかし部下がコロニー内で連邦軍の新型モビルスーツ「ガンダム」によって撃破されたことにより、自身もコロニー内に侵入しガンダムと、そして生涯のライバルとなる「アムロ・レイ」と出会い、ガンダムとの初戦を繰り広げることとなった。
この出来事を皮切りに、本格的な「地球連邦VSジオン公国」の戦いへと物語は動き出すことに
様々な人々の思惑や陰謀が渦巻きながら。
それでは、本日の主役「シャア・アズナブル」のプロフィールを見ていきましょう。
名前:シャア・アズナブル (軍人としての名前)
キャスバル・レム・ダイクン(本名)
エドワウ・マス (別名)
クワトロ・バジーナ(Zガンダム)
身長:175cm(1年戦争時)180cm(Zガンダム以降)
体重:体重:65kg
血液型:AB型
年齢20歳(初出時)→27歳(Zガンダム)→34歳(逆襲のシャア)
家族:セイラ・マス(妹)
CV:池田 秀一
「赤い彗星」の通り名で有名な我らが大佐ですが、「3倍速い有能な男」の仕事ぶりは何故か失敗が多く「負けばかりの人生」を歩んでいたのです。
有能でありながら、様々な原因で結果的に敗北することになってしまう何とも不遇な人物ですが、それ故に味のあるキャラクターともいえます。
それも革新的なニュータイプ(アムロ)が相手では仕方のないことなのかもしれません。
そんなシャアは元はジオン共和国創始者「ジオン・ズム・ダイクン」と「アストライア・トア・ダイクン」の間に生まれ、未来のジオン共和国の後継者として英才教育を受けて育ちました。
しかし、父「ジオン・ズム・ダイクン」が逝去するとザビ家による迫害をうけ地球へと逃れることになり、父の理解者であった「ラル家」庇護の元「マス家」の養子に入り「エドワウ・マス」を名乗ることになりました。
その後、父「ジオンダイクン」が病死とされていたのが、実はザビ家が暗殺したと見ており、エドワウ(シャア)はザビ家への復讐を誓いました。
その後、避難していたテキサスコロニーで、自身に瓜二つの青年「シャア・アズナブル」と出会います。
シャア・アズナブルは、ジオンの士官学校へ入学することになっていました。
このことを利用しエドワウ自身もサイド3へ同行することにしました。
この時、エドワウは自身を狙うザビ家の暗殺を予測しており、シャア・アズナブルを罠に嵌めて、ザビ家の暗殺者たちに殺害させることで、「キャスバル・レム・ダイクン」をこの世から消し去ることにしたのです。
そして、この時から「キャスバル・レム・ダイクン」は「シャア・アズナブル」となり、ジオン士官が校へと入学することになるのでした。
士官学校内では優秀な成績を残しており、首席卒業できる状況でしたが、士官学校で友となったガルマ・ザビ(以下:ガルマ)に主席を譲るため、とある演習において上官に逆らい評価を落とすことで首席を譲り、次席で卒業しました。
その後、若くして数々の功績を上げていき「ルウム戦役」においてたった一機で5隻の戦艦を鎮める活躍をしたことで「赤い彗星」の異名で知られることとなり、その名は連邦軍の末端の兵士にまで轟き、恐怖の存在となりました。
この活躍で中尉→少佐へと昇進しました。
そして、皆様ご存じのアムロ、そしてガンダムと出会い、彼の負け続けの運命・・・・ライバル関係という運命の糸が絡まりあっていくことになるのです。
この二人のライバル関係の中で忘れてはいけないのが「ララァ・スン」の存在です。
元はシャアが地球に下りた際、一時的に滞在したアマゾンのマナウスでララァを見つけ、そのニュータイプの素養の高さを気に入り保護したことが始まりでした。
しかし、戦いが激化していく中でアムロがニュータイプとして覚醒していくと一方的に圧倒されることが多くなり、さらに、アムロがニュータイプとして高い能力を発揮し出すとララァも次第にアムロに強く惹かれていくようになりました。
アムロとの能力差にシャアは次第に焦りはじめ、ついには戦場においてシャアを庇ったララァの機体「エルメス」はガンダムによって破壊され、ララァは戦死してしまいます。
この出事がその後の二人の人生の確執を決定づけてしまいました。
その後、宇宙要塞ア・バオア・クーの決戦において、アムロと相打ちになり機体は大破。
その後要塞内部でアムロと生身で剣での戦いを繰り広げます。
軍人として、生身での戦闘において一日の長があるはずでしたが、アムロはニュータイプの高い素養から急速に白兵戦コツを掴んだため、シャアは額を剣で突かれ、一生傷を負うこととなりました。
しかし、ヘルメットを普段から嫌って使用しなかった彼にとって、偶然とはいえ、この時ヘルメットを着用していたことは非常に幸運でした。
後にシャアも「ヘルメットが無ければ即死だった」と語っている程です。
アムロとの決闘はセイラ・マスの介入により、中断され、決着はつきませんでした。
その後、ザビ家の生き残り「キシリア・ザビ」を誅殺し、自身は行方を晦ませました。
ここに彼のザビ家への復讐は完遂しました。
たった一人のザビを除いては・・・・。
そんな最後の「ザビ」は後の物語でヒロインとして登場し活躍しますが、それはまた別のお話。
一年戦争から7年後、シャアは再び地球に姿を見せました。
新素材ガンダリウムγ(ガンマ)を携え、偽名である「クワトロ・バジーナ」を名乗り、反地球連邦政府組織「エゥーゴ」に加わりました。
そして、運命の出会いが訪れます。
Zガンダムの主人公であるカミーユ・ビダンとの出会いです。
クワトロが部下二人を率いてグリーン・ノア1に潜入し、地球連邦ティターンズの新型であるガンダムMk-2の奪取を図る作戦において、現地の民間人であったカミーユの協力を得る事で奪取に成功し、そのままカミーユもエゥーゴに加入しクワトロの部下となりました。
このZガンダム編では「隊長」として史上最強のニュータイプと称されるようになる「カミーユ」の導き手としての活躍がメインとなります。
カミーユの若さゆえの暴走に手を焼いたり、理不尽修正を受けたり・・・・これが・・・若さか・・・
そしてこれもまた運命の悪戯か、宿敵アムロと再会することとなります。
しかし、今回はあくまで味方としてであり、前回のような確執はありませんでした。
そして、数々の戦いや政治的交渉を経てついに地球にて自身が「シャア・アズナブル」であることを明かし、ティターンズの不正を地球国民に訴えました。
これが有名な「ダカール演説」です。
その後、「エゥーゴ」「ティターンズ」「アクシズ」の三つ巴の戦いとなり、最終的にはハマーンの駆るキュベレイとの戦いにて、乗機の百式を破壊され、爆発に巻き込まれ生死不明の行方不明となり、Zガンダムにおける彼の戦いは幕を閉じました。
尚、アクシズとハマーン、そしてシャアとの関係は、過去のエントリーであるハマーンカーンの記事をご覧ください。
daikokuyaginji.hateblo.jp
そして・・・・・私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ!アムロ!
そして、Zガンダムの最終戦から4年後、彼は再び表舞台に姿を現しました。
テレビのインタビューで連邦政府に対して事実上の宣戦布告をし本格的に活動を開始しました。
そして有名な「小惑星アクシズ」を落とし、搭載された核で地球に核の冬をもたらす「アクシズ落とし」を決行し、阻止しに来た地球連邦の舞台ロンドベル部隊と激しい戦いになりました。
一国の長として、戦士としてより政治家としてのシャア・アズナブルでいるべきだったのかもしれませんが、シャアはアムロとの決着を望み、そして敗北してしまいました。
その後、アムロを中心にアクシズ落下を止めようとした全てのものたちの意志が力となりサイコフレームの光を発現し、アクシズは軌道を変え地球は救われました。
その後、光と共にアムロとシャアは行方不明となりました。
いかがだったでしょうか?
ガンダムシリーズの中で一番有名なキャラクターと言っても差支えの無い程の人物と言えるシャアは、クールで格好いいだけではなく実は意外とコミカルなシーンも見せてくれる万能なキャラクター(失礼)であり、時々青臭いことを言う「大人のようで子供」なところが魅力的です。
そんな「完璧超人」ではないところが彼の人気の秘訣ではないでしょうか。
そして数々の迷・・・名言の存在も彼の人気の一役を担っているのではないでしょうか?
もし、興味がありましたら「シャア 名言」で検索してみてください。
それでは本日はこの辺で、ありがとうございました。