アニたん!✛ ~アニメで振り返る今日も誰の誕生日~

アニメ、漫画キャラクターの誕生日を一緒お祝いしたいと思います。時々趣意やご報告も・・・・。

本日は「機動戦士ガンダムSEED」の登場人物「アスラン・ザラ」の誕生日

本日は「国民的ロボットアニメ作品」である「ガンダムシリーズ」のガンダムSEEDアスラン・ザラの誕生日です。


アスラン誕生日おめでとう!

   アスラン・ザラ

引用元:https://www.gundamseed.net/seed/character/detail.php?id=27

ガンダム」人気が低迷していたとされる90年代から2000年代に入り「2000年代のファーストガンダムとして制作された作品である「ガンダムSEED」のダブル主人公の一人こそが、本日の主役アスラン・ザラです。

それでは、まず簡単にアスラン・ザラ(以下アスラン)をご紹介します。

アスランとは

機動戦士ガンダムSEEDの主人公の一人

・もう一人の主人公のキラと比べると「お兄さん」のようなキャラクター

・「プラント」と呼ばれる所謂「コロニー側」の住人で、遺伝子操作をされ生まれた「コーディネーター」と呼ばれる人種

・「プラント」の軍隊「ザフト」のエリート(主席)であり通称「赤服」

・最大の特徴は「魅惑のおでこ」

それでは、アスランのプロフィールを見ていきましょう。



尚、ガンダムSEEDの世界観や概要をご存じない方は、私の過去のエントリーをご覧ください。
daikokuyaginji.hateblo.jp

プロフィール

名前:アスラン・ザラ
誕生日:C.E.(コズミックイラ)55年10月29日
星座:さそり座
血液型:O型
年齢:16歳(SEED)→18歳(SEED DESTINY)
身長:170cm(SEED)→174cm(SEED DESTINY)
体重63kg(SEED)→60kg(SEED DESTINY)

家族:父(のちのプラントの代表) 母(故人)
所属:プラント ザフト所属 クルーゼ隊
CV:石田 彰

第二代目コーディネーター(この時代のアスラン達コーディネーターは大体二代目)でプラント・ディセンベル出身です。



前髪を大きく分けたダークブルーのミドルヘアとグリーンの瞳(あとおでこ)が特徴的な母親似の美少年です。



性格は誠実で生真面目、若干融通が利かない面もあり、特に女性関係に関しては朴念仁な所が目立ちます。



戦争で世界が泥沼化していく情勢や、父親とのすれ違いなど(その他もろもろ)が原因で、なにかと思い悩む姿が多いキャラクターです。



そんな彼はプラントの軍人として非常に優秀で、ザフトの士官アカデミー歴代1位の成績を誇り、特に「モビルスーツ戦」「生身での戦闘」「情報処理」に非常に長けています。



もう一人の主人公であるキラ・ヤマトとは「幼馴染」の関係であり、非常に仲が良かったとされています。



余談ですが、キラ(以下 キラ)が所持している「トリィ」という小鳥型のロボットはアスランが幼少時に制作し
キラにプレゼントしたものとされています。(幼稚園児の時点でロボット自作できるとは・・・・)

 

そんな彼は、とある作戦で襲撃したコロニーの中にあった学校の生徒であったキラと再会します。



この事件から止まっていた二人の時間が再び動き出すことになります。



皮肉にも「敵同士」として・・・・。



その後アスランは取り逃がした地球連邦の最新艦「アークエンジェル」を追うことになります。



しかしその戦艦には親友であるキラが巻き込まれた形とはいえ、モビルスーツパイロットとして乗っていたため、アスランは否が応にもキラと戦うことを強いられる状況となってしまいました。



そんな中、大きいな転機が訪れます。
それは、「戦いの中でアスランの仲間がキラによって殺害されてしまう」という出来事でした。



もちろん戦争中であり、敵同士であるから仕方ない事ですが、アスランにとっては自身の同僚を親友に殺害されてしまうという非常に複雑な事態でした。



しかし、アスランはこれに激怒しキラを討つ決意をします。



この時キラの友人である「トール」の戦闘機をアスランが撃墜したことで、キラも本気となりアスランを討つという親友同士の〇し合いになってしまいました。



結果は先にパワーダウンを起こしたアスランの機体がキラの機体に組み付き自爆という結末でした。



この時キラは組み付かれてしまっているため、とても逃げられない状況でしたが、アスランはしっかり脱出しています。



この後、キラを自らの手にかけてしまったことに苦悩しながらも勲章を受け取り栄転で本国へ帰還します。



そして、特務隊となり初任務として最新鋭「フリーダム」の強奪者の追悼を命じられジャスティス」を受領します。



元婚約者であり、現指名手配犯のラクスと再会しフリーダムの強奪はラクスが手引きし、フリーダムはキラに託したという驚愕の真実を知ることになりさらに「アスランが信じて戦うものは何か?」と問われ、回答できないまま彼女を逃がしてしまいました(意図的に)



その後オーブ首長国連邦にて、地球連合軍の最新機体3機と戦うフリーダムを発見し、様々なことで悩みながらもフリーダムを援護し、キラを助けました。



その後カガリ(キラの実の妹)の仲介もあって和解を果たし、アスランは自国を裏切り第三勢力である三隻同盟へと加わりました。



そして数々の戦いの果てに舞台を再び宇宙へ移しプラント側の大量破壊兵器ジェネシス照射を防ぐためにジャスティスを自爆させ、自身も犠牲になろうとしましたが、恋人であるカガリの説得に従い何とか脱出し生還しました。



その後、SEEDの最終決戦である「ヤキン・ドゥーエ」の戦いから2年後が舞台の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の物語においてもメインキャラクターとして登場します。



尚、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の中では主人公としてではなく、新たな主人公である「シン・アスカ(光の巨人に変身する人もこんな名前だったような・・・)」の上司として活躍します。



機動戦士ガンダムSEED DESTINY(以DESRINY)」冒頭でアスランは名前をアレックス・ディノと名乗りオーブに亡命していたことが判明します。



プラントにおいては前大戦の元凶ともいえる「パトリック・ザラ」の息子であるアスランに居場所はなく、この結果は必然だったのかもしれません(前対戦の功労者ですが・・・)



オーブに於いてオーブ代表首長となった「カガリ」のボディーガードを務めており、物語冒頭でも新しいプラントの最高評議会議長「ギルバード・デュランダル」との会談にプラントへ赴いたカガリの護衛として同行しています。



そして今度は「SEED」の時と逆で、アスラン地球連合軍のザフト新型MS強奪事件に巻き込まれてしまいます(因果応報かな?)




この時カガリを護るために量産機であるザクウォーリアに登場し、新型モビルスーツ相手に引けを取らない実力を見せつけました。



その後ザフトの新造艦ミネルバに避難しました。
しかし、旧ザラ派残党にによるテロによる所謂「コロニー落とし」により、再び地球連合VSプラントの戦火の幕が上がってしまいました。



この事態に冷静な対応をとるようにとプラント側に訴えるため、アスランは単身プラントへ向かいデュランダルと会見しました。



しかし逆にデュランダルから特務隊FAITH(フェイス)へ復隊するよう誘われます。
この時元同僚のイザークディアッカの説得もあり復隊を決意しました。



そして、新たな機体セイバーガンダムを受領し、新造艦ミネルバへと配属され、シン・アスカ」「レイ・ザ・バレル」「ルナマリア・ホークの指揮を執ることになります。



最初はシンと特にそりが合わず、反発されることも多くありましたが、次第に解消されていきました。



そして相変わらず女性陣からは大人気でありルナマリア」「メイリン・ホーク」「ミーア・キャンベルなどから過剰なアプローチを受けますが、天性の朴念仁スキルでこれらを回避(気が付かなかった)しました。



その後新たに「ハイネ・べステンフルス(CV:妖精!夏が!胸を刺激する!!の人)」がミネルバに配属された後は彼に指揮権を委ねています。



しかしことが大きく動く事態が発生します。



ボスポラス海峡にてザフトVS地球連合とオーブの同盟軍と交戦時キラとカガリが戦場に介入したことで戦局は混乱、ハイネ(出オチ担当かな?)が戦死するなど多数の犠牲が出てしまいます。



この事でアスランは個人的にキラとカガリ接触し、介入をやめるように伝えますが、分かり合えずキラ達と決別してしまいます。



この後に起きたクレタ海の戦闘においても忠告を無視したキラとカガリの戦闘介入に対しアスランはキラと交戦しますが、「カガリのことを何もわかっとーへん!」と一蹴され文字通り「八つ裂き」にされてしまいセイバーガンダムを再起不能にされて破壊されてしまいました。




アスランはまたしても自身の道を悩む日々へと再び突入し、ミネルバ艦内でも孤立し始め、逆に目覚ましいい成長と成果を上げ出した元部下のシンにも見下されるようになっていきました。



しかし、アスランが決心しなければならない事態はすぐに訪れました。



通称「エンジェルダウン」作戦が発令されます。
これは、キラ達の母艦「アークエンジェル(大天使の意)」を撃沈させることを意味します。



確かにプラントにとっては、あれ程の妨害行為をされたのですから、ある意味当然の結果なのですが、アスランはこれを不服とし意義を申し立てますが、却下されていしまいました。



そして、自身の大切な人を奪ったと憤るシンによりアスランの目の前でキラが駆るフリーダムはコックピットを貫かれ撃墜されてしまいました。



これが決め手となり、アスランザフトから脱走を決めましたが、元部下のレイの報告によってデュランダルアスランを「不穏分子」と断定し排除することを決定しました。



しかし、そのことをいち早くアスランに教えてくれた人物がいました。



ラクス(失礼)ことミーアでした。



君もデュランダルに捨てられるから一緒に来い!とミーアを説得するアスランですが、これを拒絶されます。




その脱走の最中、たまたま隠れた部屋の主であったメイリン・ホーク(以下:メイリン)を巻き込み奪ったグフ・イグナイテッドで逃走を試みますが、シンのデスティニーガンダムとレイのレジェンドガンダムに追撃され圧倒的な性能差で追いつかれ、シンによって海の藻くずにされてしまいました。



しかし、そこは前主人公!まだこんな所では死ねません。



地球連合に潜入していたキサカ一佐(カガリの腹心)によって救出され密かにアークエンジェルに搬送されました。



そして、ザフトはオーブを強襲しますが、ラクスによって新たな機体インフィニットジャスティスガンダムを受け取り出撃、戦場で再開したシンを撃退しますが、傷が癒えずに出撃したためコックピット内で気絶してしまいますが、キラの「ストライクフリーダムガンダム」によって回収されました。
「ストレッチャー!!早く!!」

「遅いよ!何やってんの!(これは別の人のセリフ・・・)」



その後アークエンジェルアスランもオーブ軍所属となりました。



そして様々なドラマがあり、ミーアを失い涙したり、前にカガリに渡した指輪を外されていたことに愕然とし・・・なかったり(状況的にそれどころではないことはわかっているため)と確実に物語は終幕への気配を匂わせていきました。



ついにデュランダルによる「ディズニープラン」が発動されます。



簡単に申し上げますと「全ての人間は遺伝子で管理された世界を作ります」宣言です。


 
「生まれた時からできる事が決められている」などが全て遺伝子の段階で決められて生まれてくる。
そんな世界を作るという事を世界に向けて宣言したのでした。



「争いを起こすDNA」を最初から排除してしまえばいいとのことですが、それ以外にも前述の「生まれた時からできる事が全て決まっている」人生なんて果して意味があるのでしょうか?



その実現の為に最強要塞メサイアの砲撃「レクイエム」によって、世界を今日に晒しました。



もちろん、アスランインフィニットジャスティスで出撃しキラと共に相手兵器の要を破壊し、メサイア攻防戦においては、元部下のルナマリアが駆るインパルスガンダムを中破させ退けた後、激昂するシン(通称:怒りん坊)の駆るディズニーを大破させ、元搭乗艦であったミネルバを撃沈し、レクイエムを破壊に成功しました。



この後OVAは特別バージョンとして、キラを追って崩れ行く要塞メサイアへ突入していきます。



その後はオーブ軍准将として登場し物語はエンディングへと向かいました。



いかがだったでしょうか。



二人の主人公のうちの一人という立ち位置でありながら、実はキラに比べて不遇な扱いが多いキャラクターだったアスランですが、その他のゲーム作品などの所謂「クロスオーバー作品」の中では中々おいしい役どころも多く、アスランの本番はSEED DESRINY終了後だったのではないかと言われている程です。



アスランは本編もさることながら、クロスオーバー作品においても「デヤ――!!」「もうやめろ!!(怒声)」など何かと叫ぶことが多く、冷静沈着なキャラクターとは・・・・と思ってしまう発言が多く、何かとネタ扱いされることも多いキャラクターと言えます。



しかし実力は本物であり、指揮官としても非常に優秀であることは間違いありません。



アスランの物語はSEED DESRINYの物語終了と供に終幕となりましたが、クロスオーバー作品への出演機会が多くそちらでの活躍を見る機会が沢山ありそうです。



そんな「愛され有能デコプリンス」の活躍をこれからも楽しみにしていきたいですね。



それでは本日はこの辺で、ありがとうございました。

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