今日は「賢者の孫のマーリン・ウォルフォード」の誕生日!
本日は、賢者の孫の登場人物、「マーリン・ウォルフォード」の誕生日です。
賢者の孫は吉岡 剛による日本の小説です。
2015年1月より「小説家になろう」にて連載がスタートされ、同年7月より修正を加えたものがファミ通文庫(KADOKAWA/エンターブレインブランド)より刊行されています。
2021年7月時点でシリーズ累計発行部数は650万部を突破しています。
また、ヤングエース(KADOKAWA)の増刊誌であるWEB無料漫画雑誌ヤングエースUPにて漫画も掲載されています。
外伝として本日の主役であるマーリン・ウォルフォード(以下マーリン)を主人公とし、若かりし頃を描いた賢者の孫 Extora Storyなど複数の外伝作品が展開されています。
アニメ化もされており、2109年4月10日~6月2日まで、前12話で放送されました。
それでは、賢者の孫の世界観や概要、そして本日の主役である「マーリン」のプロフィールを紹介していきます。
日本人の青年が、魔法が存在する異世界に転生します。
赤子の頃に家族全員が魔物に襲われ死亡してしまった中、唯一生き残っていた所を鳴き声を頼りに現れたマーリンによって保護されシンと名付けられました。
そして、マーリンとメリダ(マーリンの元妻)の指導の元、魔術や魔道具制作を身に着けていき、15歳にして非常に優れた魔術師へと成長します。
しかし、人離れした森の中で育ったため肝心の一般常識を身に着けていなかったため、メリダの弟子でアールスハイド王国現国王が自身の王国にある高等魔法学校への進学をすることになるところから物語は始まります。
そして、進学の為に王都に移住し、そこで人類の敵である「魔人」の存在を知り、混迷する世界情勢に関わっていくことになります。
では、次に「マーリン」のプロフィールを紹介していきます。
詳細なプロフィールは明かされていないので、彼の人柄や偉業などを紹介します。
主人公であるシンの養祖父であり、血のつながりはありません。
世界中でその名を知らないものがいない程の偉大な賢者といわれています。
かつて世界で初めて現れた魔人を征伐したことで有名人となった彼ですが、森の奥深くに隠居しています。
元妻のメリダには頭が上がらず、シンに非常に甘いです。
彼自身は、父を早くに亡くしていて、母子家庭で育っています。
本来は母を養うために中等学院を卒業後は自立するつもりでしたが、母から「マーリンの亡き父の夢であった高等魔術学院へ行ってほしい」といわれ、親孝行として高等魔術学院へ進学しますが、入学時点で教師を上回る実力をもっていたため、授業をさぼり放題で素行も悪い生徒でしたが、メリダとの出会い、交際を始めてからは多少おとなしくなりました。
前述であった、マーリンは世界初の魔人の討伐者とありますが、この魔人こそが、親友だったカイルです。
この事件を機に英雄と崇められるようになりますが、親友をその手にかけた身としては、その称号はとても受け入れがたく、世間に嫌気がさしてきていました。
そんな中、マーリンの母が亡くなってしまいます。
それを機に、家族と妻メリダの弟子たちを連れて諸国を放浪する生活を送る様になります。
しかし、悲劇はまたしても彼を襲いました。
旅の途中で、最愛の息子「スレイン」を失ってしまうという悲劇がまたしても起こってしまいました。
この時息子のスレインは、まだ成人して間もない頃てした。
そのあまりにも早すぎる死に、この気持ちを抱えたままこれ以上結婚生活を続けていくのは無理だと判断し、メリダと離婚します。
その後は、森の奥深くで隠居していました。
しかし、シンを発見した時、今度こそ大切なものを守ってみせると誓い、シンを育てていくことにしました。
ただ、あまりのシンの才能に楽しくなってしまい、魔法ばかりを仕込んだため、一切常識を教えていない状態のシンが出来上がってしまいました。
シンが自重しない性格の原因も彼です。
いかがだったでしょうか?
今でこそ、気のいいお爺さんといった感じの人物ですが、若かりし頃はその才能故に、尖がっていたなんて、今の彼からは想像もできなかった方も多いのではないでしょうか?
しかし、数々の悲劇を経験した彼が行きついた、境地がこの穏やかな性格の彼なのではないでしょうか。
悟りというのでしょうか。
この物語は、マーリン以外にも、もちろんたくさんの魅力的なキャラクターたちが登場します。
そんな個性あふれる人物たちが登場する彼らの世界を共に体験しにいきませんか。