本日は「最遊記」の「猪八戒」の誕生日!
八戒誕生日おめでとう!
最遊記は「峰倉 かずや」氏による「西遊記」をモチーフにした「西遊記パロディ作品」です。
では「最遊記」をざっくりとご紹介しますと・・・。
最遊記とは
とこのように、物語の基本的な流れは「西遊記」を踏襲しつつも「かなり自由」な旅をしています。
・峰倉 かずや氏による西遊記モチーフのパロディ作品
・コンセプトは「最も遊ぶ西遊記」
・登場キャラクターが皆「イケメン」「美女」
・時代背景は昔の中国風なのに「テレビ」「麻雀」「缶ビール」「クレジットカード」などメタい要素が多数登場する。
・作者の「峰倉 かずや」氏は実は女性
さて、この最遊記という作品ですが最初STUDIOバックギャモン発行の同人誌として始まり、その後にエニックス刊「月刊Gファンタジー」にて1997年より連載開始となりました。
この月刊Gファンタジー看板作品となりましたが、2002年に連載を終了しました。
その後、一迅社の「コミックZERO-SUM」にて「最遊記RELOAD」として2002年5月から連載し2009年6月をもって連載を終了しています。
同年12月より「最遊記RELOAD BLAST」へと物語はい引き継がれました。
アニメ化、OVA、ドラマCD、ミュージカルなど多岐にわたってメディア展開されました。
そんな物語の中で、所謂「三蔵一行」と呼ばれる主人公の中の一人であり、通称「三蔵一行の現役保父さん(笑)」が今日の主役である「猪八戒」です。
それでは、早速猪八戒のプロフィールを見ていきましょう。
プロフィール
所謂「西遊記」では「豚の怪物」の位置の猪八戒ですが、今作「最遊記」では、「礼儀正しく、笑顔の似合う、人当たりのいい温厚な青年」と非の打ちどころのない人物です。
名前:猪八戒 / 猪悟能(ちょ ごのう)(本名)
年齢:22歳→23歳
身長180cm→181cm
体重:73kg
誕生日9月21日
血液型:AB型
CV:石田 彰 / 東さおり(幼少期)
基本的に素行に問題のある3人(三蔵、悟空、沙悟浄)をなだめる「現役保父さん(本人談)」であり、ジープ(車)へ変身できる白竜(名前はジープ)の買主でもあります。
瞳は翆碧色で秀麗な面持ち、右目のみの眼鏡をかけています。
普段は物腰柔らかですが、怒った時は非常に恐ろしく三蔵一行では最も怒らせてはいけない人物です。
その温和な雰囲気とは裏腹に意外と短期なところもあり、そこがまた彼の恐ろしさに拍車をかける要因の一つとなっています。
酒と賭博にめっぽう強く負け知らずな一面を持っており、一時期は賭博で生計を立てていた沙悟浄よりも強いという一面もあります。
武器を用いず、気功術を用いて攻防、治癒まで万能にこなすことができる八戒ですが、実は全て見様見真似で出来るようになったと本人は発言しています。
「料理や洗濯や掃除」といった生活能力から「人とのコミュニケーション能力、社会人マナー等など」大概の事柄を「見よう見まね」でこなしてしまう三蔵一行の「生命線」といっても過言ではない程の人物です。
そんな彼は現在は「妖怪」ですが元は「猪 悟能(ちょ ごのう)」という普通の人間でした。
孤児として育ちながら、そのあまりの優秀さから高名な学院から誘いが来るほどでしたが、それらの話を断り、町はずれの子供塾を開いて暮らしていました。
そんなある日、恋人であった「華喃(かなん)」が大妖怪「百眼魔王(ひゃくがんまおう)」によって攫われてしまった事件が起きてしまいます。
この事件から、平凡だった彼の人生は激変していきます。
実は華喃は八戒が暮らしていた村の人々が百眼魔王に生贄として差し出したという事実が判明します。
この事に八戒は激怒し村人の半数を虐殺、その後行く道を阻む百眼魔王の一族や手下も全て亡き者としていきました。
そして1年後ようやく華喃と再会出来ましたが、華喃を失う結果となってしまいます。
内容がショッキングですので、内容は今回は扱いませんが、覚悟のある方は「最遊記 八戒 彼女」で検索してみてください。
その後、自らも妖怪に変化してしまい傷ついた体で彷徨い歩きますが、ついに雨の中倒れてしまいます。
そんな時に助けてくれた人物こそ「沙悟浄」です。彼に助けられ共に過ごすことになります。
その後、村人殺戮の罪で三蔵に追われることになります。この時三蔵と共にいた悟空とも知り合うことになりました。
この時名前を「八戒」と改名しています。
そして、物語は現在「牛魔王復活阻止」の旅の一行として三蔵から招集を受け、今度は「仲間」として旅立ちました。
いかがだったでしょうか?
笑顔の似合う三蔵一行の中で唯一の良心(笑)な彼ですが、過去には凄まじい人生を歩んできました。
そんな彼だからこそ本当の「優しさ」を持っているのではないでしょうか?
筆者は「最遊記」のキャラクターの中では間違いなく猪八戒が一番好きです。
それでは本日はこの辺で。
ありがとうございました。